福祉を専門とする大学がありますが、その事実についてはわりとよく知られているようです。
「○×福祉大学」、といった名称の大学があることが知られているのは、誰でも
一度くらいは名前を聞いたことがあるからでしょう。
そのような福祉大学があれば、当然毎年のように入学者と卒業者が出てきます。
福祉大学ではもちろん、福祉に関連する学問を中心として教えていますし、
学生に対して、福祉に関連する資格を取得できるように促すプログラムも
用意されています。
そのような福祉大学があることが、福祉に関連する仕事に就業する人口を支えているように
感じる人もいるかもしれませんが、あいにくと事情はそんなによいものではないようです。
福祉系の大学の卒業者は、最近の報告ではそれほど福祉に関連した職業を選んでいないといわれています。
その理由はたくさん考えられるでしょう
(たとえば、法学部がある大学はたくさんありますが、法律に関連した職業を選ぶ学生が実際には少ないことと
オーバーラップさせる人もいるでしょう……これはもっとも、極端な喩えになってしまうのですが)。
福祉系の大学を卒業しても、福祉の仕事を選ばない理由は、
福祉の仕事が簡単ではないことを自覚していることが大きいようです。
実際に、責任の重い仕事ですから、なかなか選ぶ気にならないのは事実のようですが。